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特集

セクシュアリティ

セクシュアリティとは?

この言葉を聞いて単純にイメージするのは「恋愛や性的なこと?」という方が多いと思いますが、RANAKIではもっと広い意味で捉えています。

「セクシュアリティ」とは「人間の性のあり方」や「生命力そのもの」、身近な言葉で表現すると「人を惹きつける魅力」と考えています。

【人は傷みの数だけ愛をとめている】

例えば、新生児はセクシュアリティの塊です。赤ちゃんは泣いているだけで人々を惹きつけます。そこには大きなエネルギーがあります。私たちはその真っ直ぐなエネルギーにとても魅力を感じます。

なぜそんなに魅力的かというと、私たちは普段、感情を抑え込んで生きているからです。
自由に泣いたり笑ったり怒ったり、開放的で奔放に生きていた時代は過去になり、いつの間にか抑圧を覚えたのではないでしょうか。

ほとんどの大人たちが、言いたいことも言えず我慢して生きています。だから、自分自身を「受け取ってもらえない」、「認めてもらえない」と感じた度合いだけ、心を閉ざしてしまいます。でも、「わかってもらえない」、「愛されていない」という過去の体験は、実はあなたの勝手な「思いこみ」かもしれません。乱暴な言い方をすれば、あなたは「勝手に心を閉ざしてしまった」という状態だったのかもしれません。

実は過去の抑圧された体験は、あなたにとってそんなに悪いことではありません。
あの時、愛されなかったのではなく、ひょっとして自分自身が愛することを止めていただけだとしたら・・・

そう、過去の体験は決して悪いことではなく、実はあなたが再び心を開くために必要な体験なのです。

本来あなたが持っている「愛」をとめないで。
自分自身の内側に眠る愛、心の中の感情に興味を持つことから始めてください。

【愛することを諦めないで】

セクシュアリティとは、性的な魅力のことでもあります。赤ちゃんとしての性から大人としての性まで、性的な魅力は様々です。
ほとんどの人が、両親の背中から無意識に学びます。でも、大人になる過程で、たくさんの「思い違い」をして「性的な魅力の存在」を隠すようになることが多いです。

「彼の前では出せるけれど親の前では出せない」、といったことも「思い違い」のひとつです。無意識に抑圧されてきた心を開放し、自己を表現し、どんな時も愛することを忘れない、そんな心の仕組みに変わるだけで、あなたの人生は幸せに満たされていきます。自分を愛することを諦めないで。内側にある、まだ気づかぬ愛に興味を持ち続けるだけで、あなたの人生は大きく変わる可能性があります。

【意識の共鳴・共振を使って心を開く】

人はみな影響を受けあって生活しています。人の心、潜在意識には共鳴・共振する仕組みがあるといわれています。人との出会いを避ける選択は、過去の傷を固定化させることになります。人との傷は人でしか癒せません。もしあなたが抑圧から抜け出すことにチャレンジするなら、ぜひ人と関わり続けることを選択してください。ありのままでいるだけで、あなたは十分に魅力的です。「セクシュアリティ」は私たちの絆の源です。

【麻痺した感覚を呼び覚まし感度を高めていく】

人と触れ合う体験の中で、あなたは自分を知ることができます。家庭でも、地域でも、会社でも、身近なコミュニティの中で、あなたが自分らしくないと感じることがあるでしょう。その原因は、人とうまくやっていくためには、本来の自分でいることを我慢する必要があると頑なに思っているからです。

何度も書きますが、その苦痛は過去の人間関係や両親から学んだ「思い違い」です。人は誰でも、どんな場所でも、誰といても、自分を愛し続け、自分の歓びを感じることができます。ぜひ、その歓びを表現することにチャレンジしてください。人は誰でもあなたが感じているような違和感や不快感があるものです。あなたがあなたのために感じる感覚を大切にしてください。

人は誰でも「人を惹きつける魅力」を持っています。
ぜひ、あなたが本来持っている「セクシュアリティ」を輝かせましょう。